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中国と日本  
毒入りギョーザ事件、解決

 

2008年初め、河北省石家荘市の天洋食品工場で製造され、日本に輸出されたギョーザによる中毒事件が発生した。中国政府は事件発生後、これを極めて重く見て、2年間休むことなく真相解明の努力を続けた。その結果、中毒事件が毒物混入によるものと判明、中国の警察は犯人の呂月庭容疑者を逮捕した。

事件発生後、中日両国の国民は、事件を我が事として深い関心を抱いた。捜査や検査など各分野の専門家を全国から選出され、特別査問チームが組織された。中国の警察は大量の警察力を動員して聴きこみ調査を展開、事件発生から段々年月が経っていくことや現場における客観的物証が少ないというマイナス面を克服し、極めて苦労の多い仔細にわたる捜査を進め、事件を見事解決した。犯人の呂月庭容疑者(男性、36歳、河北省井ケイ県出身、天洋食品の元臨時労働者)は、同社の賃金待遇や同僚従業員に対して不満を抱き、その腹いせにギョーザに毒物を混入させた。呂容疑者は、毒物混入の容疑を認めている。公安機関は、呂容疑者が犯行に使った注射器を押収、多くの証言も集めた。

事件は引き続き、全容解明中。

「人民網日本語版」2010年3月29日

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