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中国と日本  
第4回国際将棋トーナメントで中国人が優勝

 

同イベントは天童市の市制施行50周年を記念し、同市と日本将棋連盟などが主催したもの。3年ごとの国際将棋フォーラムと、毎年行われている日本将棋連盟の「将棋の日」イベントを合わせ、名称をフェスティバルに変えた。天童市は、古くから「将棋駒のふる里」として知られており、将棋駒にこだわった街づくりをしている。歩道に「詰め将棋」が埋め込まれていたり、郵便ポストの上に将棋の駒があったりと、将棋の駒たちが町中で大活躍している。

将棋駒にこだわった街づくり

歩道に埋め込まれた「詰め将棋」

郵便ポストの上の将棋駒

国際将棋トーナメントの試合会場には、中国の代表二人、教師二人がいた。「今日優勝して、とても嬉しかった。これから中国で将棋を普及するために努力する」と上海出身の湯順傑さんは語った。「日本の将棋が大好き。昨日、佐藤康光棋王と将棋を指して、大変勉強になった」と北京出身の蔡文豪さんは述べた。将棋教師の李民生さんは「今日の試合はとてもすばらしかった、中国の代表らはよく頑張った」と評価した。

国際将棋トーナメントの有段部門で優勝した中国の湯順傑さん

中国の将棋教師の李民生さん(右)と豊田通商の袴田勇さん

李民生さんは1990年代前半ごろに日本将棋連盟から「将棋を広めてほしい」と中国側に依頼されたのをきっかけに、子ども達に将棋を指導するようになった。自作の盤駒、入門テキストの作成を始め、資金面での苦労が多かったそうだが、そのころ北京に駐在していた豊田通商の袴田勇さんの協力もあって、現在、北京市の将棋人口は6万人まで増えたという。今年、中国の春節の期間中に、北京市の龍潭公園で、小学生から大学生までを対象とした第3回豊田通商杯将棋大会が盛大に開催された。「来年も続けて北京市で将棋大会を開催する」と袴田勇さんは言う。

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