本誌記者 繆暁陽
「第34回将棋の日・国際将棋フェスティバル2008in天童」が8、9の両日、将棋駒の名産地、山形県天童市で開かれた。世界各国の棋士が参加しての第4回国際将棋トーナメントなど、多彩なイベントが展開された。
国際将棋トーナメントの東京以外での開催は今回が初めてだった。日本の代表4人のほか、中国、米国、ドイツ、ベラルーシなど20カ国から代表36人が出場。有段者と級位者の2クラスに分かれ、予選と決勝トーナメントを行った。9日に天童温泉街のホテルで行われた決勝戦の結果、有段部門では中国の湯順傑さん(24歳)、級位部門ではウクライナのアレクサンダー・シュシェルビーナさん(27歳)が、それぞれ優勝した。同日、市民文化会館では女流棋士と外国選手ペア同士の対局や羽生善治名人と佐藤康光棋王の「次の一手名人戦」などが行われた。
第34回将棋の日・国際将棋フェスティバル2008in天童
第4回国際将棋トーナメントの試合会場
第34回将棋の日、市民文化会館では女流棋士と外国選手ペア同士が対局
|