3月11日、北京の伝統ある学校ー「匯文中学」で、桜の木の植樹活動が行われた。
11日は北京匯文中学と東京都立桜町高等学校との間で姉妹校提携が結ばれてから28周年の記念日である。これにちなんで桜町高等学校から10本の桜の木が匯文中学に寄贈された。双方の学校は「中日両国国民の末永い友好の力になりたい」という気持ちを込めて、共同で植樹した。
匯文中学と桜町高等学校の先生と生徒たちのほか、中国駐在日本大使館の道上尚史公使も今回の活動に参加した。
道上公使は挨拶の中で、「今年は日中青少年交流年にあたるので、今回の桜の木の植樹活動はとても有意義だ。桜は日本文化の代表と言われているが、桜の木は簡単には育てられない。桜は人々の世話によって初めて、きれいな花を咲かせることが出来る。美しい桜と同じく、中日両国の友情も両国人民の努力が必要だ」と述べた。
また、北京匯文中学の李仲秋校長先生は、「桜と玉蘭が匯文中学の校花だ。今回の10本の桜の木は本校と日本の友人の間の絆になれると期待している。今年の4月、胡錦涛主席が日本訪問を行う。これは中日交流の新しい発展だ。匯文中学も中日青少年交流の力になりたい」と語った。
●北京匯文中学:1871年に創立。昔の名は「匯文書院」。1960年、北京市重点学校に選ばれる。1989年、名前を「北京匯文中学」に変更。匯文中学は北京市最初の対外開放学校で、十以上の国や地域と友好関係を結んでいる。
「CRI」2008年3月11日 |