胡錦涛国家主席は12月3日北京で、初の中日経済ハイレベル対話に出席した高村正彦外相と会談した。
席上、胡錦涛国家主席は、「中日関係が前向きな勢いを見せている。双方がこのやっと手にした局面を大事にすべきだ」と述べた上で、「両国の平和共存、世代友好、互恵協力、共同発展を実現するため、双方がともに弛まぬ努力をすべきだ」と、期待を述べた。
これに対して、高村正彦外相は、「日本は、福田首相の中国訪問の準備作業に取り組んでいる。そして、胡錦涛国家主席の早期の日本訪問を期待している」と述べた。さらに、「台湾問題で、日中共同声明で定められた原則を揺ぎ無く堅持していく」と、日本政府の立場を表明した。
「CRI」 2007年12月4日 |