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日本の「近松座」が4日夜、北京の保利劇場で「傾城反魂香」と「英執着獅子」の2演目の歌舞伎を上演した。北京の観衆が歌舞伎に抱いていた物静かなイメージに反して、日本の歌舞伎の巨匠、坂田藤十郎演じた「英執着獅子」は激しい立ち回りの場面があり、その奔放な風格が北京の観衆を驚かせた。「傾城返魂香」は近松門衛門の傑作の一つ。坂田藤十郎の優雅でしとやかな態度は、舞台の上にいるのが76歳の老人であることを忘れさせた。「北京娯楽信報」が伝えた。
写真は獅子に扮する坂田藤十郎
「人民網日本語版」2007年9月5日