オランダの中国大使館によると、「新疆独立」分子150人以上が現地時間の6日午後1時、同大使館前で抗議デモを行った。デモは瞬く間に組織的、計画的な暴動へと変わり、「新疆独立」分子は中国大使館の建物に、用意していた石やたまごを投げつけ、中国の国旗を燃やし、大使館の柵を攀じ登ろうとした。なかにはナイフを携帯している参加者もいた。今回の暴動で、道路に面した大使館の窓ガラスはすべて割られ、屋根や壁、大使館の表札などが壊された。中央電視台(CCTV)が伝えた。
事件発生前、同大使館はオランダ外交部や現地の警察当局に事態の深刻さを何度も訴え、本件を高度に重視し、大使館の安全警備を強化するよう要請したが、デモが始まった際、現場にはわずかな警備員しかいなかった。オランダ側は、「新疆独立」分子が大使館への攻撃を始めてからようやく警察を増員するなどの行動を取り、午後3時15分頃にデモ隊を強制的に解散させた。
同大使館の張大興参事官は7日、この事件について、オランダのフェルハーヘン外相に厳正な交渉を求めるという。
「人民網日本語版」2009年7月7日 |