中国北車傘下の大同電力機車有限責任公司がベラルーシに輸出した電気機関車「中白貨運I型」2台が21日夜8時、阿拉山口口岸(出入国検査場)を無事通過して国境を越え、欧州へと向かった。中国の機関車が欧州に輸出されるのはこれが初であり、中国のハイパワー電気機関車が海外に輸出されるのも初となる。人民日報海外版が23日に報じた。
ベラルーシ共和国は東欧平原に位置し、発達した鉄道交通を有する。汎欧州運輸回廊構想の一部分であると共に、ユーラシア大陸の貨物運輸における重要な鉄道ハブでもあり、鉄道貨物運輸能力を引き上げるために先進的で確かなハイパワー電気機関車を必要としていた。大同電力機車有限責任公司は2010年、入札の結果ベラルーシ側と12台の電気機関車調達契約を結んだ。これらの機関車は全て今年中に納付される予定。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年4月23日
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