会談前に習主席が人民大会堂東門前広場で催したルカシェンコ大統領の歓迎式典。
習近平国家主席は16日、ベラルーシのルカシェンコ大統領と人民大会堂で会談し、両国関係や重大な国際・地域問題について踏み込んで意見交換し、高度の共通認識にいたった。両首脳は両国の包括的・戦略的パートナーシップの構築を宣言した。
両首脳は両国の包括的・戦略的パートナーシップを構築するとともに、発展計画を策定して、両国の協力水準を一段と引き上げることを決定した。
政治面では、引き続き断固支持し合う。相手国の核心的利益と重大な関心を断固支持し、相手国が自らの国情に基づき選択した政治・社会制度と発展路線を断固支持し、相手国の発展と振興を断固支持する。上層部の緊密な交流を継続し、国家の統治・政治的ノウハウを交わす。
経済面では、協力を全面的に深化する。インフラ整備、機械製造、通信、建材、エネルギー、化学工業、金融分野の協力を総合的に計画し、大型プロジェクトを着実に推進する。貿易構成を最適化し、高付加価値製品やハイテク製品の貿易を増やし、相互貿易の均衡ある成長を促進する。相互投資を拡大し、合弁企業や中国・ベラルーシ工業パークをしっかりと建設する。
文化面では、深く交流し、参考にし合う。中国側はさらに多くのベラルーシの学生が中国で学ぶことを歓迎する。共同で孔子学院や「文化デー」などの事業をしっかりと行い、地方交流を推進する。
国際問題では協調を強化する。共同で国連憲章の趣旨と原則を守り、第2次大戦の勝利の成果を守り、世界の多極化と国際関係の民主化を推し進め、世界の平和、安定、繁栄を促進する。
会談後、両首脳は包括的・戦略的パートナーシップの構築に関する共同声明に署名し、複数の二国間協力文書の調印に立ち会った。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年7月17日
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