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北京週報>>特集>>2015年ボアオ・アジア・フォーラム  
ボアオ・フォーラム、今年の注目の議題は?

 

ボアオ・アジア・フォーラムの2015年年次総会が26日、海南省博鰲(ボアオ)で開幕した。「アジアの新たな未来:運命共同体へ向けて」というテーマをめぐって、「マクロ経済」「地域協力」など6大分野の議題が設けられ、世界各地からやってきた政界やビジネス界の代表1772人が、4日間で77回の討論を繰り広げる。フォーラムで発せられる「アジアの声」にはどのような注目の議題があるのか。政治やビジネスのどのようなシグナルが放たれることになるのだろうか。海南日報が伝えた。

▽反腐敗と三農問題

新しい指導部が反腐敗を常態化する中、「新常態」(ニューノーマル)の下での政治・ビジネスの関係には多くの微妙な変化が生じている。注目されるサブフォーラム「政治・ビジネス関係の新環境」では26日、「新たな情勢の下で官僚の怠慢や無策をいかに防ぐか」などの注目の議題が話し合われる。

新型都市化を背景として、今年のフォーラムは「三農」(農業、農村、農民)問題に特に注目し、農村のマイクロファイナンスと都市化を背景とした「三農問題」が話し合われる。またサブフォーラム「中国不動産市場:ソフトランディングと新常態」は、財政部財政科学研究所元所長の賈康氏らを招き、不動産市場の政策環境と発展方向をともに探る。

▽科学の想像力と先端産業

先端サイエンスと先端産業をめぐる問題は、今回もボアオ・フォーラムの注目の話題となっている。

サブフォーラム「クロスボーダー対話:産業とインターネット」は、「産業インターネットを勝ち抜く次の産業は何か」などの議題に焦点を当てる。またサブフォーラム「クロスボーダー対話:インターネット思考とビジネスの本質」では、「騰訊」(テンセント)や「百度」などのIT業界のエリートが招かれ、従来産業の企業のリーダーとボーダレスに対話する。さらにサブフォーラム「スマート医療とウェアラブルデバイス」では、人類の生活の質と医療水準を高める新技術を専門家がともに検討する。

▽展望的思考と地域統合

フォーラムには習近平・国家主席ら16カ国の首脳が参加する。アジア地域の融合発展とグローバル・ガバナンス理念を共有すると同時に、チャンスと試練が共存するアジア一体化の局面を意思疎通と相互信頼の増進によって迎えることが期待されている。

今回の年次総会では、「1ベルト、1ロード」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)やASEAN共同体、東アジア経済共同体などが注目の議題として選ばれた。サブフォーラム「21世紀海上シルクロードの共同建設」には楊潔チ・国務委員ら国内外の多くの政界要人が参加し、講演することになっている。今年はさらに、サブフォーラム「ASEAN共同体:一体化の新たな起点」も設けられた。

▽世界経済の趨勢

「世界経済の趨勢」は間違いなくボアオ・フォーラム年次総会の焦点となる。世界経済が依然として脆弱な回復段階にある中、フォーラムでは、国民経済研究所の樊綱所長ら国内の経済学者と世界各地のトップレベルの経済学者が未来の経済の新たな成長の原動力をともに探ることになる。

「G20は今後、さらに大きな役割をいかに発揮するか」などの問題については、中国財政部(省)の楼継偉・部長や国際通貨基金の朱民・副専務理事らがサブフォーラム「G20と世界経済のアジェンダ」に出席し、権威ある立場からG20と世界経済の発展の行方を探る。

▽人類の未来

サブフォーラム「水の安全と土壌汚染」では、業界関係者が先進国による煙霧対策の方法と経験を共有するほか、「南水北調」(水不足解消のために南方の水を北方に供給するプロジェクト)や地下水汚染などの注目の話題を話し合う。またサブフォーラム「食品安全の国際的共同対策」では、各国の食品・貿易・販売の大手が中国国家質量監督検験検疫局の支樹平・局長らと対話する。さらにエボラウイルスの今後の行方や未来の対策などの問題についても、ゲストが議論を深める。

今回のフォーラムはさらに宗教サブフォーラムも増設し、星雲大師らゲストが「中道思想」の現実的な意義について話し合うことになっている。(編集MA)

「人民網日本語版」2015年3月27日

 

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