第12期全国人民代表大会第3回会議の開幕式が5日午前、人民大会堂で行われた。李克強総理は今年の取り組みの全体的方針について、次のように指摘した。
今年中国は二国間、多国間および地域の開放協力を統合的に計画する。多角的貿易体制を維持し、情報技術協定の拡大を推し進め、環境製品、政府調達などの国際交渉に積極的に参加する。自由貿易圏戦略の実施を加速し、中韓自由貿易協定(FTA)、中豪FTAをできるだけ早く締結し、中日韓FTA交渉を加速し、湾岸協力会議やイスラエルとのFTA交渉を推し進め、中国・ASEAN自由貿易圏のアップグレード交渉と域内包括的経済連携(RCEP)交渉の妥結を目指し、米国やEUとの投資協定交渉を推し進める。
中国は責任を担う国であり、互恵・ウィンウィンの発展理念の実行者、グローバル経済体制の建設者、経済グローバル化の推進者となることを望んでいる。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年3月5日
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