今年の全国両会（全国人民代表大会と全国政協会議）初のプレスブリーフィングが本日行われ、中国は年に一度の「両会シーズン」に入る。経済の新常態、「1ベルト、1ロード」（シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード）、煙霧対策などの国家戦略および民生が、すでに両会の注目される議題となり始めている。「両会シーズン」の到来にともない、国内外の記者3000人余りによる両会「報道合戦」も静かに始まった。中国新聞網が伝えた。

第12期全国人民代表大会（全人代）第3回会議は3月5日、第12期全国政協第3回会議は3日3日に北京で開幕する。

政協会議初のプレスブリーフィングは本日午後3時に人民大会堂で行われ、大会報道官の呂新華氏が大会の状況について国内外の報道陣に説明し、質問に答える。

毎年両会では全国政協会議報道官が「先陣を切って」、国内外の記者と最初に会見する。本日、64歳の呂氏は再び全国両会のスポットライトを浴びる。

40年近くの外交活動経験を持つの呂氏は3年続けて全国政協会議の報道官を務める。浙江なまりの標準語で率直に、誠意をもって、落ち着いて質問に答えるスタイルで報道陣に知られる。

両会初のプレスブリーフィングである政協プレスブリーフィングで国内外の記者が報道官にぶつける質問は政協の活動のみに限られない。今年呂氏が鋭い質問にどう答えるのかも注目点だ。（編集NA）

「人民網日本語版」2015年3月2日