習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)はこのほど福建省を視察し、「党の第18回大会と第18期三中全会、四中全会の精神を全面的に貫徹し、小康(ややゆとりのある)社会の全面的完成、改革の全面的深化、法による国家統治の全面的推進を行い、発展の原動力を育て、社会の活力をかき立て、社会の合力を凝集し、強みと潜在力を十分に発揮し、経済・社会発展の良好な基調を維持し、絶えず新たな成果を上げ、新たなブレークスルーを実現する必要がある」と強調した。
習総書記は1、2両日に平潭綜合実験区と福州市の港、企業、コミュニティーを視察し、経済・社会発展の推進、法による国家統治の推進、作風建設の推進について踏み込んで調査した。
習総書記は「福建省は自然資源、人的・文化資源、人的資源面で独自の優勢を備えている。中央は福建省の経済・社会発展の一層の加速を支持している。福建省の皆さんがチャンスを捉え、科学的発展、飛躍的発展の推進に力を入れ、メカニズムに活力があり、産業が優れ、庶民が富み、環境が美しい新たな福建省の構築に努力することを希望する。われわれが福建省の発展加速に期待するのは、質と効果・利益のある速度の実現、水増しのない確かな速度の実現だ。このためには産業の最適化・高度化の推進に力を入れ、先見性をもってプロジェクトをしっかりと計画し、基幹・優勢産業の発展加速、戦略的新興産業の急速な成長、従来型産業の高度化を推進し、情報化と工業化の深い融合を推進する必要がある。科学技術体制改革を深化する必要があり、イノベーションへと向かうには活力、原動力、出口、効果・利益が必要だ。環境保護に力を入れ、飛躍的発展と環境の協同・並進を実現する必要がある」と指摘した。
習総書記は「厳格な党内統制は『四風』取締りから始まり、『四風』取締りから伸展する必要もある。各級党組織は党規約に真剣に従って物事を処理し、党組織に対する管理・監督、指導幹部を始めとする党員・幹部に対する管理・監督、党内政治に対する管理・監督の基準を厳格化し、内容を系統立て、措置を完全なものにし、各部分を連結させ、各面でぬかりなくし、問題があれば速やかに見つけ、見つけた問題は速やかに解決し、1つの問題の解決によって他の問題も類推できるようにする必要がある。新たな時期の複雑な党内外環境を前に、厳格な党内統制は伝統継承と改革革新を結合させ、目標制定と貫徹実行を結合させ、モデルケースの誘導と全面的向上を結合させ、当面の取り組みと長期的効果を結合させ、系統性、先見性、創造性、実効性を強化する必要がある」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年11月3日
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