ペルーの首都リマで開かれている国連気候変動枠組み条約締約国会議第20回会議(COP20)が9日、正式に開幕した。ボリビアのモラレス大統領が「77ヵ国グループ+中国」を代表し、発展途上国の人々の利益を優先的に考慮する新しい気候協定の締結を呼びかけた。
モラレス大統領は「気候変動への対応は国際社会の共通の努力が必要だ。先進国が確実に約束を履行しながら、一日も早く途上国に対し、気候変動への対応に必要な資金や技術を提供し、来年のパリ会議で法的拘束力のある協定を締結してほしい」と訴えた。
中国代表団の団長を務める国家発展改革委員会の解振華副主任は、モラレス大統領の提案に支持を表した後、中国の3つの提案を示した。一つは実施を早め、執行力を拡大すること。2つ目に公約を厳守して協定を細分化すること。3つ目に行動を強め、より多く貢献すること。
「中国国際放送局 日本語部」より 2014年12月11日
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