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国連気候変動リマ会議、今世紀中に気温が3度上昇と予想

 

国連気候変動リマ会議で発表された研究報告によると、世界的な温暖化は今世紀にやや減速するが、この問題は依然として非常に深刻な状況だ。

科学者でつくる独立したチームがまとめたこの報告は、2100年の気温は産業革命前を約3度上回ると予想した。これは2009年より各国政府が発足した気候変動調査チームの予想のうち、最も低い数値となった。

この「気候行動追跡」と題する報告は、「米国とEUが過去数週間内に、温室効果ガスの削減を約束したことで、気温上昇の予想値はこれまでの予想値を0.2−0.4度下回った」とした。

しかし気温が約3度上昇すれば、より高温の熱波やより大規模な暴風など極端な天気になりやすく、食糧の正常な供給が打ち切られ、グリーンランドや南極の氷の融解が加速することになる。

3度という幅は、約200カ国が2010年に設定した2度の目標を上回る。2度という数値は科学界で、気候が破壊的な影響を被る限界線とされている。

国連の気候変動を研究する科学者のデータによると、地球の気温は19世紀末より約0.9度上昇している。

しかしながら、気候変動追跡プロジェクトに参与する科学者は、「温室効果ガスの主要排出国の約束により、リマ会議は正確な方向に前進している。会議に出席する約190カ国の代表者は、温室効果ガスの排出を抑制する協定の議論を進めており、1年後のパリ会議での採択が期待される」と述べた。

中国は先ほど発表した報告の中で、2030年以降に排出のピークを迎える可能性があるとした。米国は、2025年の温室効果ガスの排出量を、2005年から26−28%削減すると宣言した。

EUは10月、2030年の温室効果ガスの排出量を、1990年より4割減らすと発表した。多くの国は現在も、パリ協定に向けた排出案を策定していない。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年12月10日

 

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