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北京週報>>特集>>歴史を銘記し、未来に警鐘を>>評論  
中国人民抗日戦争勝利記念日「往事は決して煙の如しではない」

 

今中国は抗日戦争勝利記念日を法律で制定し、中国国民の意思を集中的に反映する。記念日制定は恨みを抱き続けるためではなく、歴史を鑑として未来に向かうためだ。この偉大な勝利を記念することは、犠牲となった無辜の同胞を銘記し、勇敢に命をなげうった烈士を慰め、悲壮に戦った国民に恩義の念を抱き、奮い立って国家の富強を図るよう後の世代を激励するものである。記念日の制定は、民族精神の柱を樹立し、民族の精神力を吸収し、民族の自信と歴史への自信を確立するものである。

勝利記念日は喜び祝う日であると同時に、警戒する日でもある。日本軍国主義の亡霊は長年徘徊し続けている。日本国内には第2次大戦の敗北の結果を受け入れようとせず、軍国主義の戦争を極力美化し、日本の侵略の罪を工夫を凝らして否認し、戦後国際秩序にほしいままに挑戦する勢力が常にいる。安倍は首相就任以来、極東国際軍事裁判の審判に疑問を呈し、靖国神社を参拝し、平和憲法改正を企て、釣魚島(日本名・尖閣諸島)の主権を中国から略奪しようと企てている。戦争の罪を徹底的に反対しないばかりか、国内右翼勢力を再三放任し、さらにはしばしば率先してもめ事を引き起こす。このような日本の政府と政治屋を、アジアと世界の人々が信頼することは困難だ。

歴史の確定評価を覆すことは許されず、正義に挑戦することは許されない。抗日戦争勝利記念日の制定は、日本軍国主義復活勢力に対する厳正な警告でもある。4年前、中露両国元首は「第2次世界大戦終結65周年に関する共同声明」を発表し、第2次大戦の歴史を改竄し、ナチスと軍国主義者およびその共犯者を美化する企てを断固として譴責した。少し前に習近平主席とプーチン大統領はソチで会談した際、来年両国が共同で世界反ファシズム戦争ならびに中国人民抗日戦争勝利70周年行事を成功させる方針を改めて確認した。これによって第2次大戦の勝利の成果と戦後国際秩序を断固として守るとの両国の決意がはっきりと示された。平和を愛し、正義を主張する全ての国々と人々も中露と共に、公正で理にかなった国際秩序を構築し、戦争と衝突を防止するために共に努力するだろう。

往事は決して煙の如しではない。抗日戦争勝利記念日の制定は、歴史が未来に告げるようにするものだ。中華民族は苦難を何度も経験したが、常に自ら励んでやまず、今後は偉大な復興の道をより良く歩むだろう。

「人民網日本語版」2014年2月27日

 

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