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北京週報>>特集>>習近平主席 BRICS首脳会議に出席 中南米4カ国歴訪  
習近平主席がBRICS首脳会議で重要演説

BRICSの第6回首脳会議が15日、ブラジル・フォルタレザで開かれ、中国の習近平国家主席、ブラジルのルセフ大統領、ロシアのプーチン大統領、インドのモディ首相、南アフリカのズマ大統領が出席した。5カ国首脳は「包容的成長を実現する持続可能なソリューション」をテーマに、世界経済情勢や国際政治・安全保障問題について意見交換し、広範な共通認識にいたり、重要な成果を上げた。

習主席は基調演説「新たな出発点、新たなビジョン、新たな原動力」で、BRICS協力の経験を総括し、今後の協力の方向性を打ち出すとともに、引き続きBRICS協力に参加し、世界平和の維持、共同発展の促進に一層の貢献を果たす考えを表明した。

習主席は「BRICSは多くの重大な国際・地域問題で共に声を発し、力を捧げ、世界経済の成長促進、世界経済ガバナンスの整備、国際関係の民主化の推進に尽力しており、国際関係における重要なパワー、国際体制の積極的な建設者だ」と強調。

「BRICSは開放、包摂、協力、ウィンウィンの精神を堅持し、過去5年間の経験を総括したうえで、新たな協力のビジョンを描き、より緊密、より包括的、より堅固なパートナーシップを発展させるべきだ」と指摘した。

習主席はまた「中国外交は原則を持ち、情誼と道義を重んじ、公正を図り、平和的発展の道を歩んでいる。中国はBRICS協力を特に重視し、外交の優先分野とし、BRICSと良き友人、良き兄弟、良きパートナーであり続けている」と強調。

そして「BRICSが共同で繁栄、富強、民主、文明の未来の国になり、さらに多元的な世界経済の成長、さらに民主的な国際関係という素晴らしい未来を切り開くことを期待する」と表明した。

また、政治的協調について習主席は「BRICSは世界経済を安定させる錨となるとともに、国際平和の盾となり、自らの発展を世界の平和・安定と結びつけて、世界平和の維持者、世界全体の安全保障の促進者、国際安全保障秩序の建設者となり、テロの取締りとサイバーセキュリティーの維持を重点的協力分野に、新たな安全保障観を提唱し、国連を中心とする国際安全保障協力体制を共同で維持する必要がある」と指摘した。

持続可能な発展と包容的成長については「BRICSの強い発展の勢いを確固たるものにし、BRICS経済の展望への自信を揺るぎないものにする必要がある。われわれは経済構造を調整し、より質の高い発展を実現し、より緊密な経済パートナーシップを構築し、開放型世界経済の構築を推進し、グローバル発展パートナーシップを構築する必要がある」と強調した。

5カ国首脳はBRICS開発銀行(本部・上海)とBRICS外貨準備基金の設立を決定した。また、各協力協定の調印に立ち会った。

5カ国首脳はフォルタレザ宣言を発表した。

また、習主席はBRICS商工業理事会代表と会談。習主席は「BRICS協力は現在新たな出発点に立ち、新たなビジョンを描こうとしており、新たな原動力を探し求めている。BRICS企業はイノベーションの主体としての市場の役割を発揮し、BRICS5大市場の連結と協力を強化し、BRICSの発展にさらに多くの原動力を提供する必要がある。中国政府は中国企業による他のBRICS諸国での投資、事業展開を奨励し、BRICS企業の対中投資を歓迎する」と表明した。(編集NA)

「人民網日本語版」2014年7月17日

 

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