李保東外交副部長（外務次官）は7日の国内外プレス向けブリーフィングで習近平国家主席のブラジル、アルゼンチン、ベネズエラ、キューバ公式訪問、中国―中南米・カリブ諸国首脳会議出席について説明した。

李副部長は「中国と中南米・カリブ諸国は共に発展途上国と国際新興勢力を構成する重要な一部だ。習主席の今回の中南米4カ国歴訪と中国―中南米・カリブ諸国首脳会議への出席は中国・中南米関係における重大な出来事であり、一里塚的意義を持ち、必ずや中国と4カ国および中南米との関係をさらに高い水準での前向きな発展へと力強く促す」と指摘。

「近年、中国と中南米は関係を急速に発展させ、政治的相互信頼を日増しに深化し、経済・貿易協力を拡大し続け、人的・文化交流を一段と拡充し、国際問題で協力を強化し続け、協力全体において具体的な歩みを踏み出している。中国側が中国―中南米・カリブ諸国首脳会議の開催を提唱したのは、中国・中南米関係の水準を引き上げ、協力全体を推進することが目的であり、中南米・カリブ諸国の積極的な賛同を得た。今回の会議は中国・中南米関係の包括的で踏み込んだ発展の推進にとって重大かつ計り知れない意義を持ち、互恵・友好協力関係の全面的発展に尽力するとの中国・中南米双方の共通の願いを一層示すものとなる。会議で中国と中南米の指導者は『平等・互恵、協力・ウィンウィン、共同発展』をテーマに、国家統治と政治、中国・中南米関係、関心を共有する重大な国際・地域問題について見解を交わす。習主席は基調演説を行う。会議後に共同声明を発表する。習主席は会議に出席した中南米・カリブ諸国の指導者と二国間会談も行う」と説明した。（編集NA）

「人民網日本語版」2014年7月8日