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北京週報>>特集>>平和を願い歴史の警鐘を鳴らす戦争犯罪の動かぬ証拠  
日本軍犯罪行為の動かぬ証拠

 

支那駐屯憲兵隊の1938年1月『軍事郵政検閲週報』に記載されている、永田部隊の村中栄が室蘭市エトモ小学校に宛てた手紙の摘録は、読んでいた趙玉潔さんに嘔吐感まで催させた。この摘録には、1937年12月に手紙の発信人が行った殺人暴行が記されており、細部の描写は恐ろしいものだった。「私は銃剣をそいつの腹に突き刺し、引き抜いてまた刺した。服を着ていたので、鮮血は音もなくしみだしてきた。その中国人は一言唸り声をあげて、うつぶせに倒れた。それからまた胸を刺し抜き、死体を川に蹴り捨てた」。発信人はなんと「いい気持ちだった」という。

穆占一副館長は次のように述べている。安倍政権は日本の第2次世界大戦期の侵略行為を極力美化しようとしているが、郵政検閲報告書は日本軍の残虐な犯罪行為を白日のもとにさらしている。郵政検閲報告書は日本の憲兵隊自身が作ったもので、摘録された手紙の内容は完全に日本の中国侵略史の体験者と目撃者によるものだ。内容が豊富で、独特の視点を持った、生きた事例であり、言い逃れのしようのない一次資料としての実物性、疑いをさしはさむ余地のない真実性、反論できない客観性がある。

「日本人は、自らが残した犯罪の証拠で、驚くべき罪悪の多さを証明している」と穆占一副館長は話す。

吉林省公文書館はこれらの研究結果を本にまとめ、『鉄証如山』(「動かぬ証拠」の意)のタイトルで正式出版した。その目的は、世の中に日本帝国主義の侵略犯罪行為を明らかに示すことだ。穆占一副館長は、日本人や他の国の人々がこの実物と写真の証拠による図書を読み、真実の歴史を理解することを願っている。穆副館長はまた、平和を愛する人、そして法律関係者が団結し、法的手段で安倍政権の第2次世界大戦美化行為を糾弾してくれることを望んでいる。吉林省公文書館は歴史の物証を提供する用意がある。

穆占一副館長は言う。「天下の人々が、日本が第2次世界大戦時に行った侵略暴行を鑑とし、戦争を遠ざけ、永久に平和であり続けることを願う」。

「北京週報日本語版」2014年7月9日

 

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