中国外務省の秦剛報道官は27日、北京での定例記者会見で、韓国のパク・クネ大統領の招きに応じて、習近平国家主席は来月3日から4日にかけて、韓国を公式訪問すると明らかにしました。これを受けて、中国駐在の権寧世（クォン・ヨンセ）韓国大使は27日夜、「習主席の韓国訪問は両国関係のさらなる発展と深化に役立つ」と期待を寄せました。

これは権寧世（クォン・ヨンセ）大使が27日夜、中韓国交樹立22周年を記念するためのコンサートに出席した際に、記者のインタビューに答えたものです。

権大使は、「去年、パク・クネ大統領の中国訪問は韓中関係を大いに推し進めてきた。今年、習主席の韓国訪問はきっと両国関係の発展を促すだろう。両首脳は朝鮮半島や二国間問題、両国の戦略協力パートナーシップのグローバル化などの問題について踏み込んだ意見交換を行い、両国が政治、経済、文化などにおける協力を一層拡大していく」と述べました。

「中国国際放送局日本語版」2014年6月28日