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会談に先立ち、ケニヤッタ大統領は官邸で李総理の歓迎式典を行った。 |
国務院の李克強総理は10日、ケニアの大統領官邸で同国のウフル・ケニヤッタ大統領と会談した。
李総理は次のように述べた。
中国とケニアが国交を樹立してから半世紀以上が経ち、両国関係は世界の動乱や変化をくぐり抜けて、常に健全に安定的に前進してきた。ケニヤッタ大統領は昨年に中国を訪問し、習近平国家主席とともに中国・ケニア関係を平等互恵、相互利益の全面的な協力パートナー関係に格上げした。中国はケニアとトップレベルの交流や政治的な信頼関係を強化し、双方の中核的な利益に関わる問題や重大な関心を寄せる問題をめぐって引き続き支援しあい、両国関係を新たなステージに引き上げたいと考えている。
中国・ケニアの全方位的で広い分野の、多層的な互恵協力は新たな発展のチャンスを迎えている。双方が中国・ケニア経済貿易連合委員会というメカニズムの役割を十分に発揮させ、実務協力をめぐる計画、指導、協力を強化し、貿易、投資、金融、エネルギーなど諸分野で協力を深化させることを願う。
ケニヤッタ大統領は次のように述べた。
ケニアと中国は同じような歴史と発展の任務を抱いており、ケニアは中国がケニアの経済社会の発展、生態環境や野生動物資源の保護などで与えてくれた支援と支持に感謝し、中国がアフリカの平和と発展に向けて行った重要な貢献を大きく賞賛するとともに、今後は中国と戦略的な交流を強化し、各分野での協力を全面的に推進し、共同の発展を実現させたいと考えている。
会談終了後、両首脳は二国間の経済技術、野生動物保護、衛生、農業・牧畜業・漁業、金融など諸分野の協力文書の調印に立ち会った。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年5月11日
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