李克強総理は5日午後、エチオピアのハイレマリアム首相と共に、アディスアベバ―アダマ高速道路第1期工事の竣工式に出席した。エチオピアの首都と第2の都市を結ぶ全長78キロの高速道路で、同国だけでなく東アフリカ地域でも初の高速道路。全て中国の技術と基準を採用して中国企業が建設工事を請け負った。
李総理は「中国企業はアフリカ諸国との協力において、質の高い建設を行うだけでなく、現地の従業員を育成し、現地により多くの雇用を創出しなければならない。中国企業が現地の法律を遵守し、現地の風俗習慣を尊重するとともに、環境保護を重視し、企業の社会的責任をしっかりと履行することを希望する。現在中国、エチオピア双方共にインフラ協力の一層の強化を望んでおり、ライトレールや高速道路のプロジェクトは両国協力の成功モデルとなっている。今後双方は製造業などの分野の協力でも新たな、実り豊かな成果を上げると信じている」と表明した。
ハイレマリアム首相は高速道路プロジェクトの成功に向けた中国側の努力に謝意を表明。高速道路の完成は、両国の友好協力の新たなスタートになるとの考えを示した。
同日午後、李総理はハイレマリアム首相と共に東方工業パークを見学した。同パークは中国企業が投資・建設した両国の経済貿易協力区で、すでに19社が入り、エチオピアに多くの雇用を創出している。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年5月7日
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