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北京週報>>特集>>李克強総理 アフリカ4カ国歴訪>>ケニア  
ケニア武装集団襲撃事件 中国人1人死亡1人負傷

 

在ケニア中国大使館は22日、現地時間同日午前10時の時点で、首都ナイロビのショッピングモール内で起きた武装集団による襲撃事件で中国人1人が犠牲となったことを明らかにした。人民日報海外版が報じた。

大使館の発表によると、犠牲となった中国人は38歳の女性という。死亡した女性の子供は負傷し、現在病院で治療を受けており、容体は安定している。大使館は、負傷者と遺族を見舞い、今後可能な限りの援助を行う意向を示した。

武装集団は21日午前、ナイロビにあるショッピングモール「ウエストゲートモール」を襲撃、買物客に向って銃を乱射し、手榴弾を投げ、多くの死傷者が出た。その後、武装集団は現場に駆け付けたケニア軍・警察と交戦した。今回の事件で少なくとも59人が死亡、200人以上が負傷した。ケニア軍・警察と武装集団との間では今もにらみ合いが続いており、新たな死傷者が出ている可能性もある。

中国外交部(外務省)の洪磊報道官は22日、今回のケニアでの襲撃事件について、記者会見に臨んだ。洪報道官の談話内容は次の通り。

中国は、一切のテロ行為に断じて反対し、今回ケニアの首都ナイロビで発生した襲撃事件について厳しく非難すると同時に、犠牲者に対して深い哀悼の意を表し、遺族と負傷者に心からの慰問の意を表したい。中国は、ケニアの良き友人として、ケニアが国家の安全と地域の安定を守るために努力する上で、引き続き支援を行っていく。

事件発生後、事件を重く見た中国外交部と在ケニア中国大使館は、ただちに緊急対策特別措置を発動した。多方面からの情報収集と事実確認を経て、現時点で、中国人1人が死亡、1人が負傷したことが判明した。大使館は特別対策チームを立ち上げ、遺族を慰問し、病院に負傷者を見舞った。また、ケニア側に対し、中国人負傷者の治療に全力であたり、中国人犠牲者の善後処理を適宜進め、さらには現地の中国人と中国関係機関の安全を確保するための適切な処置を講じるよう求めた。外交部と大使館は、今後も事態の進展を注意深く見守り、さらなる事件の解明を進め、関係する中国人の善後処理と負傷者の救助を全面的に支援する方針だ。(編集KM)

「人民網日本語版」2013年9月23日

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