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イラン核問題を巡るウィーン交渉が早く終了

 

緊張が高まるウクライナの情勢の影響で、ウィーンで開かれていたイラン核問題を巡る6ヵ国(アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国、ドイツ)とイランの交渉が20日午前、予定より早く終了した。関係国はイラン核問題の全面解決に向けた議事日程を策定するため、引き続き非公式交渉を行うということだ。

今回の交渉をリードするEU(欧州連合)のアシュトン外務・安全保障政策上級代表は20日午後、ブリュッセルで開くウクライナ情勢を協議するEU外相緊急会議に出席するため、3日間の予定だったイラン核問題の交渉を早めに終了したということだ。

報道によると、交渉に参加したイラン代表は「19日夜、アシュトン上級代表は関係国と共に、交渉を続ける次の議題を策定する」と述べたが、アシュトン上級代表の報道官はこれを承認していない。この次の議題によって、イラン核問題を包括的に解決する枠組み、またはガイダンスづくりにつながるとみられている。

「中国国際放送局」2014年2月20日

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