中国人民政治協商会議・第12期全国委員会(第12期全国政協)の第2回会議が3日午後、人民大会堂で開幕した。
中国人民政治協商会議・第12期全国委員会(第12期全国政協)の第2回会議が3日午後、人民大会堂で開幕した。習近平氏、李克強氏、張徳江氏、劉雲山氏、王岐山氏、張高麗氏ら党と国家の指導者がひな壇に並び、会議の開催を祝した。新華網が伝えた。
会議はまず議事日程を採択。兪正声主席が全国政協常務委員会を代表して活動報告を行い、人民政協の今年の活動について次の方針を示した。
(1)中国の特色ある社会主義理論体系の学習を一層強化する。引き続き中国共産党の第18回党大会と第18期中央委員会第2回全体会議、第3回全体会議の精神、習近平氏の重要談話の精神を深く学び、中国の特色ある社会主義理論体系のテーマ教育を強化し、路線、理論、制度への自信を強化し続け、人民政協の団結奮闘の共通の思想的、政治的基礎を揺るぎないものにする。
(2)重大な改革措置の形成と貫徹実施に献策し、尽力する。改革の全面的深化における重点分野と要の部分をめぐり、混合所有制経済の発展、財政・税制改革の深化などについて踏み込んだ調査研究を行い、党と政府の政策決定にとって参考となるものを提供する。
(3)持続的で健全な経済発展と社会の調和・安定の促進に努力する。新型の工業化や新型の都市化など重点的取り組みの推進をめぐり、意見や提案を示す。民生の保障・改善に着眼し、より積極的な雇用政策の実施などの問題について調査研究、政策論議を行う。
(4)協商民主の重要ルートとしての人民政協の役割を十分に発揮する。全国政協2014年協商活動計画を真剣にまとめ、実施し、地方政協との協同を強化する。
(5)国内外の中華民族の大団結を一段と揺るぎないものにし、強化する。「一国二制度」「香港市民による香港統治」「澳門(マカオ)市民による澳門統治」「高度の自治」の方針を揺るがす貫徹する。台湾島内の関係方面との交流や協力を拡大、深化する。海外同胞、帰国華僑、国内にいる在外華僑の家族、特に新世代の中国系市民との結びつきや交流を強化する。
(6)人民政協の対外友好交流をたゆまず深化する。中共中央の対外政策の全体計画を真剣に貫徹し、対外交流とパブリック・ディプロマシーにおける人民政協の積極的役割をより良く発揮し、一段とハイレベル相互訪問を達成し、周辺国との交流や協力を推進し、国の外交全体に奉仕する。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年3月4日
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