近代経済の血脈と核心である金融改革が今年の新たな打開策となる。業界では、民間資本の中小型銀行設立を許可する政策が今年実施される見通しとの見方が強い。中国人民銀行(中央銀行)の易鋼副総裁は「国有資本、非公式経済、民間資本が平等な条件の下、銀行業への参入が可能となる。小企業や一般市民はより便利で高効率金融サービスが得られるようになる」との見方を示す。
税財政体制の改革は、国の経済と人々の生活に関係してくる。新たな税財政体制改革によって今年はさらに予算の透明度向上、「営改増」(従来の営業税を撤廃し、増値税に一本化する税制改革)の範囲拡大など新たな進展が得られる見通し。
人々の願いを託した両会がまもなく開幕する。人々は第18期三中全会の精神的指導の下、両会で形成される共通認識と取り組みが、改革の全面的深化に新たな力を注入し、新たな情況をもたらし、中国の夢を実現するという偉大な道のりにおいて確固たる重要な一歩を踏み出すと信じている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年2月26日 |