中国共産党中央政治局は24日、習近平総書記の主宰による会議を開き、国務院が第12期全国人民代表大会第2回会議の審議に付する『政府活動報告』(案)を討議した。
会議は、「2013年、力強さに欠けた緩慢な世界経済の回復や国内経済の下振れリスクの増大、頻発した自然災害、及び複雑な国内外の情勢に直面しつつ、中国経済は安定を維持しながら緩やかな伸びを実現し、住民の所得が増え、構造の調整が実績を収め、社会主義現代化建設が新たな成果を遂げた」と昨年の政府活動を総括した上で、「今年の経済と社会の発展目標を実現するため、積極的な財政政策と穏健な通貨政策を実施し、マクロ政策の枠組みを安定化させ、開放型の新しい経済体制を確立し、農業の現代化と農村部の改革を推進していくと共に、医療改革を推進し、文化事業の発展を促し、環境保護と汚染抑制を強化し、国民の生活水準と質を高めていく」と指摘した。
中国国際放送局日本語部より 2014年2月25日
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