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北京週報>>特集>>2013年中日関係 回顧と展望>>中日経済  
三大日系高級車 次の時代へ踏み出せるか

国産化だけでなく、レクサスはイメージの刷新もはかれずにいる。

またレクサスにとって痛手なのは、これまで頼りにしてきたアフターサービスの口コミが「恐ろしいほど」低下していることだ。中国進出当初、レクサスは米調査会社JDパワーの中国アフターサービス満足度指数調査(CSI)で何度も首位に立ったが、最近のJDパワーのアジア太平洋地域での調査では、順位が大幅に低下しており、今年上半期には高級車の細分化された市場での評価点が平均に届かず、ランキングに名前を連ねることができなかった。レクサスの業績低下はすさまじく、にわかには信じがたいほどだ。

▽アキュラ 発展が停滞、夜明けを待つ

アキュラの発展情況は全体として日系三強の中で最悪だ。昨年の中国販売台数は2300台にとどまり、ディーラーの多くが販売を継続できずに撤退する状況に追い込まれた。

最悪の情況に置かれれば後は復活するしかない。惨憺たる業績を前にして、アキュラはついに国産化を日程に組み込んだ。今年4月に行われた上海モーターショーでは、16年に中国での生産をスタートすると発表し、第一弾となる車種はSUV-Xのコンセプトカーの量産タイプになるとした。アキュラが問題の解決に力を注いでいることはわかるが、解決は容易ではない。根本的な原因は硬直した考え方や凝り固まったシステムにあると考えられるからだ。国産化の日程は発表されたが、実現まで3年もあり、アキュラの現在の規模が小さいこと、自動車市場の競争がますます激しくなることを考えると、国産化を発表したことでアキュラの問題が全て解決するとはいえない。

日系三大高級車ブランドはいずれも北米市場向けに開発されたもので、中でもアキュラは先駆者で、北米において相当の業績を上げた。だが中国市場ではまったく水が合わなかったとみられる。その原因は2つ考えられ、一つは中国市場の様子を踏まえて適切な時期に適切な車種を投入しなかったこと、もう一つは宣伝や営業活動を重視しなかったことだ。なんといっても、ほぼすべての外国車ブランドが「中国市場を得るものは天下を取る」と言っていた時に、アキュラは中国市場の重要性を理解しなかった。中国市場を重視しない態度を取れば、それなりの結果になるのは当然のことだ。(編集KS)

「人民網日本語版」2013年11月1日

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