楽団と一緒にスティールパンを演奏する彭氏。
習近平国家主席夫人の彭麗媛氏は現地時間1日、トリニダード・トバゴのカルモナ大統領夫人と共に同国の芸術公演センターで現地色豊かなダンス、カリプソ、中国歌謡曲「在希望的田野上」「誰不説俺家郷好」(人民網日本語版注:2曲とも彭麗媛氏が歌っていたもの)のスティールパンでの演奏などを鑑賞した。京華時報が伝えた。
彭氏は楽団に歩み寄ると、ドラムのスティックを手にとって一緒に演奏した。また、1980年代にトリニダード・トバゴのスティールパン楽団が訪中し、独特な芸術を中国の観衆に披露したことを紹介。「みなさんが再び中国公演を行うことを歓迎します。中国とトリニダード・トバゴの友情が美しい音楽のように長く伝えられていくことを希望します」と述べた。
トリニダード・トバゴの知的障害児協会を訪問し、子どもたちと親しく触れあう彭氏。
■知的障害児にパンダのぬいぐるみを寄贈
トリニダード・トバゴ到着翌日、現地は6月1日の国際児童デーを迎えた。同日、彭氏はカルモナ大統領夫人と共に同国の知的障害児協会を見学。協会の責任者から説明を受けると、教室にいる子どもたちのもとを訪れた。車椅子の子どもを見ると彭氏はしゃがみ、微笑んで手を差し伸べ、その小さな手と重ね合わせた。イベントホールでは子どもたちの歌やダンスを鑑賞。パンダのぬいぐるみなどのおもちゃを寄贈した。彭氏は「子どもには愛とケアが必要です。スペシャル・チャイルドには、なおさらにです。中国とトリニダード・トバゴは慈善事業で交流を行なうことができます」と述べた。
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