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習近平主席、米大統領と共同記者会見

 

両国の新たな大国関係の構築について、習氏は「事の正否は人のやり方次第で決まる。新たな対抗関係の構築に自信を抱いている」と強調。その理由として、(1)双方ともに新たな大国関係の構築に向けた政治的意欲がある(2)40年余りの協力の積み重ねにより、両国の協力には良好な基盤が築かれている(3)双方は戦略経済対話、人的・文化交流ハイレベル協議など対話・意思疎通のメカニズムが90以上あり、新たな大国関係の構築がメカニズムの面から保障されている(4)両国には友好省・州または友好都市が220組余りあるほか、米国には約19万人の中国人留学生、中国には2万人余りの米国人留学生がおり、新たな大国関係の構築にはしっかりとした民意の基盤がある(5)両国には今後、幅広い協力の可能性がある---の5点を挙げた。

オバマ氏は「習主席と幅広い議題をめぐり建設的な会談を行った。習主席は双方の議論をうまく総括している。米中双方は相手の戦略目標を理解する必要がある。両軍関係は具体的な進展を得ることができる分野であり、新たな大国関係の構築が前進している証だ。対話のメカニズム化・常態化を図る措置を講じる必要がある。中国が平和的発展を継続することは米国の利益に合致する。中国が成功すれば世界経済の発展につながり、中国は米国の平等なパートナーとして、地球規模の課題に共同で対処することができる。米中が対立ではなく協力することができれば、それぞれの安全保障や繁栄の目標が実現に近づく。米中双方は両国関係を新たな水準に押し上げるまたとないチャンスに恵まれている、との見方で一致した。私はこのチャンスを逃すことがないよう尽力したい」と述べた。

ネットワーク安全について、習氏は「中国はハッカー攻撃の被害国であり、ネットワーク安全の確固とした擁護者だ。中米双方はネットワーク安全に対しともに関心がある。双方はすでに中米戦略安全対話の枠組み内に作業グループを設置し、対策を急ぐことで合意した。双方は猜疑を払拭(ふっしょく)し、協力を行い、ネットワーク安全を中米協力の新たな焦点とするべきだ」と強調した。(編集YT)

「人民網日本語版」2013年6月9日

 

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