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北京週報>>特集>>無形文化遺産が伝える中国の物語>>中国の無形文化遺産の伝承と保護  
◇世界無形文化遺産・南京雲錦への関心高まる◇

~伝統技術の伝承人・周双喜さんに聞く~

斎藤文男(南京大学日本学部専家)

世界無形文化遺産として2009年に指定されて以来、南京雲錦の素晴らしさが見直されている。同市内にある「南京雲錦博物館」には、大型観光バスの団体客や小・中学生の子供と一緒の家族連れが連日、訪れている。博物館内には木製の機織り機として世界一大きい「大花楼」があり、実際に雲錦を織っている場面を見ることができるほか、ネクタイ、スカーフ、小物入れなど雲錦製品の販売も行われている。南京雲錦織の伝承人で若い職人を指導している周双喜さん(59)に話を聴いた。

そろいの帽子をかぶり、続々と「南京雲錦博物館」を訪れる観光客

筆者の質問に答える南京雲錦織の伝承人の周双喜さん(左)

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