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中国人作家が描く東日本大震災小説、日本で出版

 

中国人作家の視角をもって東日本大震災を描いた小説『津波、命がけの絆』(中国語名『海嘯生死情』)が日本の各地の書店にお目見えした。

中国作家協会会員の于強氏が著した、東日本大震災を表現した小説『津波、命がけの絆』は慶応大学の吉川龍生助教授によって翻訳され、東日本大震災二周年の際に泰文堂株式会社から出版、日本全国47都道府県の書店で販売されることになった。これは中国人作家の視角をもって東日本大震災を描いた小説としては今までで最初または唯一の小説であるかもしれない。

かつて中日の話題をテーマとする小説を多数書いた于強氏は2011年3月に千葉県の親族を訪ねた時、東日本大震災に遭遇した。于強氏はメディアから、大きな災難の中で日本国民と中国国民が互いに助け合い、互いに関心を寄せ合い、死の危険まで冒して救いあったことを知った。特に宮城県女川町のある会社の専務が二十名の中国人研修生を救うために、自分の命を犠牲にした壮挙は于強氏を感動させた。作家の神聖な使命に突き動かされ、于強氏は東日本大震災を表現した小説を書いて、大きな災難の中で国境を越えた人間の大いなる愛を讃えた。于強氏は日本で、作家の鋭い視角をもって大地震と津波と放射性物質拡散関係の情報に関心を持ち、資料を集めた。

于強氏は上海に帰ってから、胸に深い情感と人間の大いなる愛を抱きつつ、一気に東日本大震災を描いた小説を書き上げた。小説は主に東日本大震災によって引き起こされた大津波が押し寄せて来た時、日本のある会社の社長が自分の身を惜しまずに十六名の中国人女性研修生を救った様子を描いている。そしてまた別の場所では、若い中国人社員が危険を冒して、崩れた家の中に閉じ込められた、同僚であり社長の娘である女性を救い出して、大きな災難の中で愛を育み、生死の狭間で深い絆を結んでいた……。

中国語版は2012年7月に上海文匯出版社から出版され、2012年上海ブックフェアに出品されて好評を博した。ある読者は、「涙を浮かべてこの本を読み終えた。とても感動的な物語だ」と話した。上海のある年配の読者は于強氏に送った手紙に、「この作品を読んだ後、心が打たれました。確かに人の心を打ついい作品です」と記した。

作者である于強氏は、次のように話している。「人間性の高尚さ、無私と愛が人間の本性であるといえるでしょう。大きな災難は往々にして人間の大いなる愛を浮かび上がらせます。大いなる愛には限りがないのです。人類は国境を越えて団結し、ともにさまざまな自然災害に対処すべきです」。

于強氏はこの作品の出版が中日両国国民の情感の疎通と中日友好の促進に積極的な意義を持つことを希望している。

于強氏は北京大学国際政治学部の出身で、安徽省馬鞍山市外事弁公室主任を担当したことがあり、1995年に上海に移った。于強氏はかつて日本人残留孤児関連事業の一環として、孤児の一家を黒龍江省の農村から馬鞍山市に移住させたことがある。この孤児の境遇は于強氏の胸を打ち、彼女をテーマとして、小説「風花媒」を書いた。この作品は日本の著名な作家、伊藤桂一氏の協力によって1987年に光人社から出版された。その後、于強氏が書いた小説「李海天の書」、「異国未了情」も日本で出版された。四作目の小説「桜、燦燦たる」も稲見春男氏により日本語に翻訳されて、東北ネットで連載された。于強氏の作品は中日両国国民の世々代々にわたる友好を提唱している。

「北京週報日本語版」2013年4月8日

 

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