第12期全国人民代表大会第1回会議は10日午前9時、人民大会堂で第3回全体会議を開き、最高人民法院の王勝俊院長による最高人民法院の活動報告、最高人民検察院の曹建明検察長による最高人民検察院の活動報告を行った。
王勝俊院長は、最高人民法院の活動報告の中で、2013年、各級人民法院は第18回党大会精神を真剣に学び、貫徹し、党の事業第一、人民の利益第一、憲法・法律第一を堅持し、大局のための奉仕、人民のための司法を堅持し、法に基づいた国家統治の全面的な推進に取り組み、6つの活動を重点的に実施すると述べた。
6つの活動の1つとして、経済・社会の発展に司法面の有力な保障を提供することがあげられた。
党中央の経済・社会の発展に関する重大な取り決めを全面的に貫き、調査・研究を強化し、能動司法を堅持し、経済体制改革の深化、イノベーションによる発展推進戦略の実施、経済構造調整の推進において発生した各種の案件を適切に審理し、適時に司法の提案を提出し、経済成長モデルの急速な転換を促進する。三農(農村、農業、農民)に関する案件を大いに重視、適切に審理し、三農事業の発展を促進する。刑事犯罪を法に基づいて処罰し、民衆の安心感を強め、「平安中国」の建設を推進する。汚職、賄賂行為を法に基づいて厳格に罰し、反腐敗闘争の本格的な実施を推進する。選挙権、被選挙権などに関する案件を適切に審理し、人民の民主を法に基づいて保障する。文化産業の事業に関する案件を適切に審理し、社会主義文化強国の建設を推進する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年3月10日 |