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人民代表大会が開幕、中国は小康社会建設の重要段階を迎える

【新華社北京3月6日】第12期全国人民代表大会(全人代)第1回会議5日、北京で開幕した。今後の10日間に国レベルの権力交代が実現し、一連の重大政策が発表される。これは中国で5年間開かれる最も重要な全国人民代表大会だ。

今回の全人代はまた、中国の今後5年間の動向に最も重要な影響力を持つ会議でもある。 国家主席、総理などを選挙し、決定するほか、国務院の組織改革及び職能転換プランを聴取し、審議する。

10年間にわたり総理を務めた温家宝氏が5日、国務院を代表し、政府活動報告を行った。

温家宝総理は、2013年は中国共産党の第18回党大会の精神を全面的かつ徹底して実践する最初の年であり、「第12次五カ年計画」のこれまでの実績を後に受け継ぐ重要な1年でもあり、小康社会(ややゆとりある社会)の建設に向けて基盤を固める大切な1年になる、と指摘した。

約3,000人の全国人民代表大会の代表が人民大会堂に集まり、温家宝総理の政府活動報告を聴取し、審議を行った。

胡錦涛氏、習近平氏、呉邦国氏、温家宝氏、賈慶林氏、李克強氏、俞正声氏、劉雲山氏、王岐山氏、張高麗氏などが出席した。張徳江氏が会議を主宰した。

温家宝総理は、中国の発展は「多くのリスクと挑戦に直面するものでもある」と指摘したうえで、世界的な金融危機による深層部分の影響が継続的に表れ、世界経済は不確定性及び不安定性に満ちている、との見解を示した。

(新華網日本語)

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