監察部は過去5年間に特別に重大な事故33件の調査に加わり、うち13件の事故で背後に腐敗問題の存在を突き止め、国家公務員72人を取り調べの上処分し、うち65人を司法機関に送致した。
投資、安全生産証明書の審査、日常の監督・管理など腐敗行為の起きやすい段階について、各レベルの紀律検査・監察機関は全面的な調査を実施。河北省のある炭鉱での爆発事故隠蔽報告問題の調査では、爆発事故と隠蔽報告の温床となった複数の段階で腐敗問題の存在を確認し、監督・管理部門の責任者や従業員複数が規則に違反して炭鉱に投資していた問題、現地の党委員会と政府、安全監督機関、石炭監督部門、国土部門、公安機関、電力供給部門の一部の責任者や職員が賄賂を受け取って監督・管理の手を緩めていた問題を突き止めた。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年4月10日 |