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北京週報>>特集>>第12期全人代第1回会議
第12期全国政協第1回会議
>>中国の外交
 
中国の平和的発展を長続きさせるために必要なこと

情勢判断上も政策指向上も中国は平和的発展を望んでいる。だがこれを一方的な願望にしないために、われわれは明晰さと冷静さを保たなければならない。これは時代の特徴に対する基本的認識に関わる。トウ小平氏は「現代世界の本当に大きな問題、グローバル性を帯びた戦略問題は、1つは平和問題、1つは経済問題または発展問題だ」「世界の平和と発展という2大問題は現在にいたるまで1つも解決されていない」と明確に指摘した。その後、トウ氏のこの発言は平和的発展が時代の基調さらには主流であるというふうに次第に演繹され、こうした認識は政策指向としての平和的発展が成立するための外部条件にもなった。(文:任衛東・中国現代国際関係研究院研究員。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

ソ連崩壊後、グローバル化の眩い光輪の中で、われわれの世界には大きなな変化が発生した。いくつかの基本認識は揺らぎ、次第に忘れ去られた。事実上、われわれは依然帝国主義時代に生きている。民族解放運動の勃興と数多くの植民地・半植民地の独立は、弱小国を直接統治する植民地主義から間接統治の覇権主義への転換を帝国主義に余儀なくさせただけであり、帝国主義の本質およびその形成する基本的な国際政治・経済関係は変化していない。ソ連崩壊も米ソ冷戦の終結後に未曾有の帝国主義である米国一国によるグローバル覇権主義がほぼ形成されたということだ。米国はこのグローバル覇権を打ち固め、拡大するために、ユーゴスラビア戦争、湾岸戦争、アフガン戦争、イラク戦争といった覇権主義戦争をほぼ休みなしに発動し、帝国主義およびその変種である覇権主義が戦争であるという真理を十分に証明して見せた。

米国主導の国際体制に融け込み、政治体制改革さらには社会制度の転換を行うことで戦争の危険を取り除こうとする者がいるが、これは全くの一方的願望だ。制度的同化と戦争回避とは何の関係もない。現行の国際体制に融け込んでも、戦争の危険を取り除くことは全くできない。その反対に、2度の世界大戦はいずれもまず資本主義国家の間で勃発したのだ。われわれが戦争を回避し、防止し、遅らせる唯一の道は、対中戦争を発動しても勝つすべはなく、平和共存よりも多くの利益を得るすべはないということを戦争の発動者に認識させることだ。1960、70年代に中国に戦争が降りかからなかった1つの重要な原因は、中国が十分な戦争の備えをしていたからだ。

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