東北地域から西南地域まで、高原の辺境から江南の水郷まで…習近平氏のこの重要な指示は強烈な反響を引き起こした。各地・各部門は速やかに党員幹部を組織して、習近平総書記の重要な指示を真剣に学習・討論し、指示の内容と精神の実質を深く理解する。広範な党員幹部は、勤勉でつましい節約を励行し、見栄を張り、むだ遣いをすることに反対することは今からしっかりと取り組み、「両会」（人民代表大会と政治協商会議）と春節から取り組み、中央の各規定により要求された実行を引き続き真剣に、しっかりと取り組み、具体的な成果を遂げることを必ず求めなければならない。

閉幕したばかりの北京市の「両会」は中央の要求に厳しく従い、勤勉でつましい節約をしながら会を行うことを実行し、会場内外での横断幕、花壇りなどの装り物がなくなり、代表委員らの飲食もかなり簡素になった。「総書記の指示する精神と中央政治局の規定は基層にとってはたいへん時宜にかなっており、基層幹部のために多くの負担を減らすことになりました。」と北京市門頭溝区の王洪鐘区長は記者に述べ、また、以前は、年末になる度に、さまざまな検査と会議に対応ねせばならなかったが、今年は随分静かになって、「幹部は送り迎えをすることが少なくなり、心を落ち着けて真剣に仕事に取り組むことができますから、このような気風を長期的に堅持してゆく必要があるのです」と述べた。

上海では、多くの機関が懇談会（合コン）というような招待的な宴会を取り消すことになった。これに対して、上海の「両会」に参加している代表委員は「もろ手を挙げて賛成している」という。上海の「両会」に列席した市級機関の幹部は記者に「この数年もの間で、今年の春節前が一番静かで、やっと家に帰って食事をする時間ができました」と述べた。得た情報によると、上海市規律検査委員会、市監督局は力を入れて関連部門を組織し、各地区、各部門、各機関が貫徹・実行する情況を表と裏の両方の方法で徹底的に調査するとのことだ。

遼寧省、雲南省、貴州省、陝西省、広東省などの党員幹部は、習近平総書記が提議した「節約を励行し、浪費に反対する」ことは的を得ており、「舌先の浪費」は金銭をかけ、精力を費やすだけでなく、また大量の仕事を考え、問題を研究する時間も損うものだと表明している。１月２２日から始まった遼寧省での「両会」では、会議に参加した人民代表大会代表、政治協商会議委員は一律の会議ではバイキングを食べ、会議以外での招待的宴会は厳しく禁止された。「簡単で、清潔で、温かい。」と遼寧省人民代表大会代表で、丹東市党委員会の戴玉林書記は現在の公務接待のやり方をこのようにイメージ的に形容している。戴玉林書記は、丹東市党政機関は公務接待への制約を突破口として、より一層「節約を励行し、浪費に反対する」ことを提唱すると述べた。

（新華網日本語）