最近、「光盤」行動と呼ばれるキャンペーンが人々の注目を集めている。「光盤」（皿の上のものをきれいに平らげる、全部食べるの意）行動とは、食べ切れなかった料理を家に持ち帰るか、できる限りきれいに食べ切るようにして、日常生活で倹約を励行しようと呼びかけるものだ。

データによると、中国人が食卓で浪費する食糧は、１年で２０００億元にも達し、捨てられる食べ物は２億人分の食糧に相当するという。驚くべき数字にぞっとしてしまう。中国工程院のアカデミーメンバーで有名な水稲専門家の袁隆平氏に至っては、最近食糧浪費の深刻さについて述べた際、「政府は法規と政策を打ち出して、浪費を恥ずべき行為や犯罪行為として規制すべき」との提案を行ったほどだ。