台湾の釣魚島防衛活動家出港 上陸して媽祖像安置を目指す
台湾「中央社」の報道によると、中華保釣(釣魚島防衛)協会は台湾漁師の安全を加護する媽祖像を釣魚島(日本名・尖閣諸島)に安置することを計画。台湾「海岸巡防署」の安全検査を経て、本日未明に漁船「全家福号」で瑞芳区の深澳漁港を出港した。早朝に釣魚島海域に到着する見込みだ。
台湾「行政院海岸巡防署」深澳安全検査所の徐国偉所長によると、全家福号は瑞芳区の深澳漁港で安全検査を受けた後、24日午前1時45分に出航。中華保釣協会の謝夢麟理事長、世界華人保釣連盟の黄錫麟会長、釣魚島防衛活動家の遊嘉文、許登魁両氏、遊明川船長、およびインドネシア国籍の船員1人と記者1人が乗っている。
「海岸巡防署」は「民衆の自発的な釣魚島防衛活動を尊重する。保釣協会のメンバーはすでに漁師の資格を取り、安全検査の規定も満たした。『海岸巡防署』は状況を見て艦艇を派遣し、そばで漁師の安全を守る」と説明した。
中華保釣協会の謝夢麟理事長は「台中市・大甲の分霊である媽祖神像を釣魚島に安置して、台湾漁師の安全を加護してもらいたい」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年1月24日
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