南アフリカ大学のある学者は「中国共産党党規約の改正と胡錦濤主席の報告のキーワードに大変注目している。科学的発展観を指導的思想に盛り込んだことは非常にタイムリーかつ重要であり、中国共産党自身の建設を進めるうえでプラスだ」と指摘。中国を8回訪問して、中国の発展に強い印象を受け、科学的発展観が中国にもたらした多大な変化を身をもって感じたことを明らかにした。
スペインの中国問題専門家、マエストロ氏は取材に「第18回党大会は中国の今後の政策の行方を観察するうえで極めて重要な場だ。胡錦濤総書記の報告は研究・分析価値がなおさらに高い」と指摘。胡錦濤総書記が報告で重点的に強調した、中国の特色ある社会主義を引き続き揺るがず発展させていく姿勢に大変注目していることを明らかにしたうえで「中国の特色ある社会主義が中国の国情に沿った発展の道であり、過去数十年間の中国の卓越した発展の成果の鍵であることはすでに証明されている。引き続き中国の特色ある社会主義の道に沿って前進することは中国の安定維持にプラスだし、安定した、発展を続ける中国は世界の平和と繁栄にプラスだ」と指摘した。
シンガポール国立大学リー・クァンユー公共政策大学院の顧清揚准教授は取材に「第18回党大会報告で国内総生産(GDP)と都市部と農村部の1人当たりの所得を2010年比で倍増する目標を打ち出したことは、大変すばらしいことだ。実現できた場合、中国経済を大きく後押しすることになる」と述べた。
ブラジル紙「Correio Braziliense」は11日付社説で「中国共産党の第18回党大会は世界経済の回復とブラジルの輸出成長に新たな希望をもたらす」と指摘。「過去20年間、中国の経済発展は世界経済に深い影響をおよぼした。中国経済は輸出主導モデルから内需牽引モデルへと転換しつつある。『大胆な変革、知的財産権への大量の投入、企業の国際化路線の奨励』によって中国は世界経済をリードし、他国を引き離す」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年11月13日
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