▽地方党委員会の指導グループがより最適化
王副部長によると、中国共産党は現在、指導グループの出身・経歴・構造の最適化に取り組んでいる。今回の世代交代で、地方党委員会に新たに指名された省・区・市の党委員会常務委員のうち、基層出身の委員の割合は61.6%に達する。市、県の党委員会指導グループのメンバーのうち、基層での業務経験を持つ委員の割合はそれぞれ51.7%、66.1%に達する。
また、若い幹部、女性幹部、少数民族幹部、党外幹部の育成選抜も強化しており、県(市、区、旗)の党委員会書記2789人のうち、40歳以下の書記は前回の交代時の82人から130人に増え、58.5%増となった。省・区・市の党委員会グループにおける女性幹部は37人と、前回よりも12.1ポイント増加した。市、県の党委員会グループにおける女性幹部は474人と、3.3ポイント増加した。
▽基層党組織は402万7千カ所に
党組織は絶えず拡大しており、全国の基層党組織の数は2007年比で36万4千カ所多い402万7千カ所となった。党員の数もいっそう増加しつつあり、資質も絶えず高まっている。全国の党員は2007年よりも844万9千人多い、計8260万2千人に達した。
▽2020年までに幹部制度4大メカニズムを形成
幹部人事制度改革の深化について、王副部長は「幹部人事制度改革の深化は、党建設強化に向けた重要な一部分だ。第18回党大会の要求および改革計画綱要で設定された目標に基づき、2020年までに▽幹部選抜任命メカニズム▽幹部審査評価メカニズム▽幹部管理監督メカニズム▽幹部奨励保障メカニズム--の4大メカニズムを形成する」と表明した。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年11月10日
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