1993年、私と夫はこの都市の師範学校で一緒に学んでいました。その頃は「いつになったら都市にマイホームを持てるようになるだろう」と考えていました。卒業後、私たちは地元の農村に帰って結婚し、そこで夢を仕切り直すことになりました。10年前、努力の甲斐あって、夫と一緒に郷村から県城に出ることができました。そして10年後、県城から最初に夢を抱き始めたところにもう一度やって来ました。それが今住んでいるこの都市です。今は非常にいい仕事だけでなく、あの頃どうしても手に入れたいと願った都市のマイホームを持つことができました。夢のスタート地点についに帰ってくることができたのです。
「北京週報日本語版」2012年11月8日 |