2003年に郷村の衛生院院長になりました。当時、村の人たちはお金を節約するために、ちょっとした病気では衛生院には行かず、大病にかかると大きな病院に行っていました。その頃私には、「もっと多くの患者に郷村の衛生院に来てほしい」という夢がありました。ここ2年ほど、私たちの努力と国の新型農村合作医療や新医療改革政策を通じて、農村の庶民も病院にかかることができるようになり、閑散としていた私たちの衛生院も患者が増えて賑やかになりました。また、村の衛生室、郷鎮の衛生院、区の病院がネットワークで結ばれ、村の人々が病院で診察を受けた時は、村の衛生室でも郷の衛生院でも、区を跨ぎさえしなければどこでもネットワークを通じて国の規定比率で医療費を負担してもらえるようになりました。
「北京週報日本語版」2012年11月8日 |