重要談話を発表する胡錦濤総書記
胡錦濤、呉邦国、温家宝、賈慶林、李長春、習近平、李克強、賀国強、周永康の各氏
中国共産党の第17期中央委員会第7回全体会議(主宰:中央政治局)が11月1日から4日まで北京で開催された。会議は胡錦濤総書記が中央政治局の委託を受けて行った活動報告を聴取のうえ審議。第17期中央委員会が党の第18回全国代表大会(党大会)に提出する報告と中国共産党規約(改正案)を審議のうえ採択し、両文書を第8回党大会に上程することを決定した。また、習近平氏が第18回党大会に提出する報告の討論草稿および中国共産党規約(改正案)の討論草稿について説明を行った。
会議は中央軍事委員会副主席に範長龍、許其亮両氏を追加することを決定。「薄煕来の深刻な規律違反問題に関する中共中央紀律検査委員会の審査報告」「劉志軍の深刻な規律違反問題に関する中共中央紀律検査委員会の審査報告」を審議のうえ採択した。
会議は第17回党大会以降5年間の活動を総括。「この5年間は非凡な5年間だった。複雑で変化に富む国際環境と極めて困難な改革・発展・安定の課題を前に、胡錦濤同志を総書記とする党中央は全党を率い、全国各族人民にしっかりと依拠して、各種の困難やリスクの試練に耐え、党と国家の各活動を全面的に推進した。経済は安定した比較的速い成長、改革開放は重大な進展を遂げ、人民の生活水準は著しく向上した。民主法制建設は新たな一歩を踏み出し、文化建設は新たな段階に達し、社会建設は新たな進歩を得て、国防・軍隊建設に新たな局面を切り開いた。香港・澳門(マカオ)・台湾活動を一段と強化し、外交活動で新たな成果を挙げ、党建設を全面的に強化し、中国の特色ある社会主義を堅持、発展した」との認識で一致した。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年11月5日
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