中共中央政治局は胡錦濤総書記主宰の22日の会議で、第17期中央委員会第7回全体委員会に上程予定の第17期中央委員会による第18回党大会への報告の草稿、および中国共産党規約改正案の草稿について検討した。
会議は報告草稿について党内外の一定範囲での意見聴取の状況に関する報告、党規約改正案草稿について党内の一定範囲での意見聴取の状況に関する報告を受け、今回の会議の議論での意見を基に修正を行った後、両文書を第17期中央委員会第7回全体会議に上程することを決定。以下の通り指摘した。
第18回党大会は小康社会(いくらかゆとりのある社会)の全面的建設における正念場の時期、そして改革開放の深化と経済成長パターンの転換加速の難関攻略の時期に開催される非常に重要な大会であり、全党、全国各族人民を鼓舞、動員して、引き続き小康社会の全面的建設を推し進め、社会主義の現代化を加速し、中国の特色ある社会主義を堅持、発展させるうえで重大な意義を持つ。全党は中国の特色ある社会主義の偉大な旗を高々と掲げ、トウ小平理論、重要思想「3つの代表」を指導とし、科学的発展観を踏み込んで貫徹実施し、思想を解放し、改革開放を進め、力を結集し、難関を攻略し、中国の特色ある社会主義路線に揺るがず沿って前進し、小康社会の全面的完成に向けて奮闘しなければならない。現代世界と現代中国の発展の大勢を全面的に見極め、わが国の発展における新たな要請と人民大衆の新たな期待を全面的に把握し、党が人民を指導して推進する改革開放と社会主義現代化建設の生き生きとした実践と目新しい経験を踏み込んで総括し、従来の事業を受け継ぎ将来の発展に道を開き、鋭意進取し、新たな歴史的出発点に立ち、わが国の発展における重要な戦略的チャンス期をしっかりと捉え、うまく利用し、引き続き理論革新その他各方面の革新を推進し、時代の要請と人民の願望に沿った行動綱領と重大な政策・方針を科学的に定めなければならない。わが国の発展が現段階で直面する際立った問題に焦点を合わせ、人民の最も関心を寄せる最も直接的で最も現実的な利益の問題をめぐり、戦略の大局からわが国の改革・発展を計画・配置し、社会主義経済建設、社会主義政治建設、社会主義文化建設、社会主義社会建設、社会主義生態文明建設を全面的に推し進め、党建設の新たな偉大な事業を全面的に推し進め、引き続き科学的発展を促し、社会調和を促し、人民の生活を改善し、人民の幸福を増進しなければならない。
党規約は党の総規則であり、党活動の推進、党建設の強化にとって根本的な規範と指導の役割を持つ。第18回党大会で情勢と任務の発展・変化に基づき党規約を適切に改正することは、全党が党規約をより良く学び、遵守し、貫徹し、守り、中国の特色ある社会主義の偉大な事業と党建設の新たな偉大な事業をより良く前進させるうえでプラスだ。第18回党大会報告の確立する重大な理論観点と重大な戦略思想を党規約に盛り込み、党規約をマルクス主義の中国化の最新の成果、第17回党大会以来党中央の提出した重大な戦略思想、党活動と党建設の目新しい経験を十分に体現して、党活動と党建設に対して新たな情勢と任務が突きつける新たな要請に適応するものにしなければならない。
全党、全国各族人民は一層緊密に団結し、改革・発展・安定の各取り組みを着実に成し遂げて、際立って優れた業績によって第18回党大会の開催を成功裏に迎えるように。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年10月23日
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