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大型連休中も中国は釣魚島海域で漁業監視船の巡航を堅持

 

中秋節(旧暦8月15日)と国慶節(建国記念日)の大型連休中も中国農業部(農業省)漁港監督局所属の漁業監視船隊は釣魚島(日本名・尖閣諸島)の漁業権益保護の第一線を堅守している。9月の東中国海「開漁」以降、中国の漁業監視船隊がこの海域で漁業保護のための巡航へ向かうのは2回目だ。

中秋節が過ぎ、台風17号の影響が弱まったことを受け、福建省や浙江省の漁民は歴史的習慣に従い、引き続き釣魚島海域の中国の伝統漁場で操業。中国の漁業監視船隊は漁民の生命と財産の安全をしっかりと確保し、操業秩序を維持し、漁業資源の管理を強化するため、波風をものともせず釣魚島海域へ向かい、常態化された漁業保護巡航任務を執行し、漁業権益の保護という神聖な任務を法にのっとり履行している。

今回の巡航任務には長年の経験を持つ漁業監視船5隻と要員が参加。250漁区、261漁区などを巡航し、大波や強風という困難を克服し、浙江省籍の漁船3隻への乗船検査、安全生産指導を成功させると同時に、漁船多数の操業状況を観察し、困難に直面した漁船を積極的に支援した。操業中の漁民は漁業監視船隊が巡航過程で悪天候、複雑な海況、突然の故障といった困難を乗り越え、漁民のための漁業保護と業務を堅持したことを歓迎し、感謝するとともに、国家が引き続き漁業保護を強化し、漁民が自らの伝統的漁場でより落ち着いて操業できるようにすることへの期待を表明した。

中国の漁業監視船隊は2010年以降、釣魚島およびその付属島嶼の周辺海域における漁業保護のための巡航を常態化させている。(編集NA)

「人民網日本語版」2012年10月7日

 

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