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第12期全国政協第1回会議
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輸出のエンジン、再スタート

 

政策提案 

温家宝国務院総理は広東省視察の際、輸出てこ入れ策について次のような2つの指示を行った。①輸出税還付の加速、速やかな税還付の確保、輸出信用保険規模の拡大など、輸出安定政策を引き続き実行・最適化し、貿易の便利化を促進し、企業負担を確実に軽減する。同時に、金融サービスを改善し、金融機関が為替ヘッジ商品を増やすよう導く。市場の変化に注意を払い、必要な貿易政策面での備蓄をしっかり行う。②貿易発展モデル転換を加速し、貿易企業がより多くの自主知的財産権製品と自主ブランドを育成し、世界規模の販売網を構築するよう奨励する。

業界関係者の意見は「現状からすると、政策金融機関の役割を存分に発揮し、輸出信用保険のカバー面を広げ、保険料率を引き下げ、保証規模を拡大すべきだ」というものだ。

商務部国際貿易経済合作研究院研究員の梅新育氏は、輸出てこ入れは次のいくつかの面から着手すべきだとしている。①欧州の経済安定をサポートする。安全で、流動的で、収益があることを前提とした欧州支援は中国の輸出に有利である。②輸出を安定させるための財政・金融政策を行う。③対外援助計画の実行を加速し、対外援助などを通じて輸出と海外の工事請負を牽引する。

中国商務部の沈丹陽報道官は、「商務部は次の2つの面から措置を講じることを検討している。①国務院が確定した貿易の安定成長を支える一連の政策措置を引き続き真摯に実行していく。特に、企業の輸出コスト低減をサポートし、貿易環境を改善する。②企業の発展モデル転換と構造調整を引き続き推進する」との見解を示した。

 

「北京週報日本語版」2012年9月27日

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