胡錦濤国家主席はアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議出席中の9日、日本の野田佳彦首相と話を交し、現在の中日関係や釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題について中国側の立場を表明した。
胡主席は「近頃中日関係は釣魚島問題のために厳しい局面に直面している。釣魚島問題における中国側の立場は一貫した、明確なものだ。いかなる方法による日本側の『釣魚島購入』も不法かつ無効で、中国側は断固反対する。領土主権維持の問題において中国政府の立場は揺るがない。日本側は事態の重大性を十分に認識し、誤った決定をせず、中国側と共に中日関係発展の大局を守らなければならない」と厳かに指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年9月10日 |