清華大学国際問題研究所の劉江永教授は、「今回日本は上陸阻止を強行せず、最終的に上陸は成功した。これは中国政府が背後で日本に圧力をかけていたことを示している」とする。
日本の香港釣魚島防衛活動家に対する処分について劉江永氏は、「2004年に中国の釣魚島防衛活動家が上陸した後、日本はいわゆる『不法上陸』で処分し、中国政府の圧力の下、中日関係に新たな騒動が起こるのを避けるため、最終的にはうやむやのうちに終わらせた。今回の事件もそうなることが予想される」と言う。
劉江永氏はまた、「今最も重要なのは上陸者の安全の確保であり、中国政府は日本に対しさらに強硬に交渉し、上陸者の身の安全を確保するべきだ」と語った。
「北京週報日本語版」2012年8月16日 |