今回の香港釣魚島防衛活動家の上陸成功について、中国民間保釣連合会の童増会長は、「釣魚島は中国の領土であり、上陸は香港の釣魚島防衛活動家の基本的権利だ。同時に、今回の上陸成功は野田首相の釣魚島国有化計画に対する有力な反撃となる」との見方を述べた。童会長は、日本が船をぶつけたり放水砲を発射するなどして上陸を阻止しようとしたことは国際法違犯行為だとして、非常に憤っている。
日本が上陸者を逮捕し日本の国内法に則って処分することに対し、童増会長は次のような見解を示した。「中国政府は外交交渉で日本にさらに圧力をかけるべきで、日本が国内法に則ってこの事件を処理することを絶対に許してはならない。外交上、中国政府は交渉レベルを引き上げ、日本政府に中国政府の強硬姿勢を示すべきだ。また、この事件を機により強硬な領土権主張措置を講じ、同海域の海賊船巡視頻度を上げて、態度を示すべきである」。
「北京週報日本語版」2012年8月16日 |